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2023 年度 研究成果報告書

広島県内の訪問看護ステーションにおける災害準備性を高めるためのフォローアップ調査

研究課題

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研究課題/領域番号 19K24166
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関広島大学

研究代表者

加古 まゆみ  広島大学, 医系科学研究科(保), 准教授 (90347542)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2024-03-31
キーワード訪問看護 / 災害準備 / 事業継続 / 地域連携
研究成果の概要

混合法にて研究を実施した。質問紙の回答数は89件、回答率は39.9%であった。5名の訪問看護師へインタビューを実施し、4つのカテゴリが抽出された。本研究対象者は、災害準備に関する研修、災害の経験、職域における勤務経験に関して、有意差が認められた。しかし、組織のスタッフ数は少数で、時間制限がある労働環境の中での災害準備の進め方に困難を感じている。また事業所同士の連携が少なく、日頃からの地域内でのネットワーク構築や、研修の機会などの提供が必要である。以上の研究結果は、日本災害看護学会での口頭発表に加え、Progress in disaster scienceへの雑誌掲載を最終年度に実施できた。

自由記述の分野

災害看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

地域で看護ケアを提供する施設に関する災害準備性を調査研究した先行研究は、日本国内では地域を限定して増加傾向にある。例えば、南海トラフ地震により、将来的に大災害が予測されている地域を中心としての研究がある。本研究は、広島県内という特定した地域を対象にした。このように地方自治体レベルを対象とした研究はまだ少ない。令和6年より、地域におけるケア施設では災害時の事業継続計画は努力義務となり、そのため、結果は事業所な現存のネットワークを通して、事業継続計画の参考資料として貢献することができると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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