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2019 年度 実施状況報告書

女子大学生を対象とした貧血予防管理システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19K24180
研究機関藤田医科大学

研究代表者

梅村 まり子  藤田医科大学, 保健衛生学部, 助手 (30848651)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2021-03-31
キーワード貧血 / 大学生 / 女性 / 食行動 / 栄養指導 / ヘモグロビン / 非侵襲的 / 経皮的
研究実績の概要

2019年度は、女子大学生の性周期を考慮した血液濃度の相対拡散反射スペクトルを明確にして非侵襲的ヘモグロビン測定機器Pronto-7(マシモジャパン社)の信頼性を高めることを目的とした。研究対象である女子大学生の定期検診時にデータ収集を実施するための準備段階として、質問紙の作成、研究協力施設検査部スタッフおよび対象学生の学科教員への研究説明と協力依頼、データ分析担当者との打ち合わせを行った。倫理に関しては、藤田医科大学医学研究倫理審査委員会での承認を得ている(承認No.HM18-156)。研究協力者でのプレテストにて、研究対象者への説明と同意、同意からデータ収集までの流れ、データ分析方法の確認を行った。その際、血液検体を研究協力施設検査部からデータ分析施設への運搬方法とタイミングに課題が生じたため、調整を行った。
2020年3月から開始予定であった研究対象である女子大学生の定期検診が新型コロナウイルス(COVID-19)感染に関連した緊急事態宣言をうけて延期となったため、データ収集は未実施である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2020年3月より行われる定期検診にて検体採取を予定しており、日程を調整し準備を進めていたが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染に関連した緊急事態宣言をうけ全学年、定期検診が延期となっている。そのため、データ収集ができていない状況であり、研究が当初計画よりも遅れている。

今後の研究の推進方策

定期検診の日程が決定次第、研究協力者との調整を行い、データ収集・分析を行う。
使用予定であった非侵襲的ヘモグロビン測定器(Pronto-7マンモジャパン社)が2020年3月より販売中止となった。そのため、同社の非侵襲的ヘモグロビン測定機器Prontoへの機種変更を検討している。具体的な検討内容は、測定原理の相違による測定値への影響、信頼性、購入予算などである。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でデータ収集の予定が立たず、当初予定していたデータ収集・分析に関する消耗品やデータ入力に対する謝金などを先送りにしているため、次年度使用額が生じた。
次年度は、定期検診の実施状況の変更にあわせて、ヘモグロビン測定機器の必要台数も変更の可能性があり、測定機器の購入またはレンタル費用に使用する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Effectiveness of interventions for improving maternal anemia in pregnancy : umbrella review2020

    • 著者名/発表者名
      M.. Shimizu, N.. Suzuki, Q.. Jin, N.. Yamamoto, H.. Ito, N.. Hiramatsu, K.. Iwase, H.. Tsuzuki, and M.. Umemura
    • 学会等名
      23th East Asian Forum of Nursing Scholars
    • 国際学会

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公開日: 2021-01-27  

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