研究課題
研究活動スタート支援
血液ヘモグロビン値の相対拡散反射スペクトルにおける760nm波長のピーク有無に関係なく、血液と経皮的ヘモグロビン値に相関があった。これより、経皮的ヘモグロビン値は血液ヘモグロビン値の代替となることが示唆された。女子大学生を対象に経皮的ヘモグロビン値を1ヶ月に1回測定することにより、2ヶ月後には経皮的ヘモグロビン値が貧血基準値12.0g/dL未満の学生は改善がみられた。これより、非侵襲的/経皮的ヘモグロビン値の定期的な測定は女子大学生の貧血改善に効果的であることが示唆された。
看護学
本研究では定期的な経皮的ヘモグロビン値測定による女子大学生の貧血改善に効果的であった。これより、非侵襲的で特別な技術を必要とせずに頻回に測定が可能な経皮的ヘモグロビン値を大学内で定期的に測定するシステムを構築することにより女子大学生の貧血改善に貢献できることが示唆され、その意義は大きい。