対象者と研究方法:児童発達支援を利用している心身に障害のある幼児期のこども6名と親への支援について、看護師3名を対象に半構造化面接を実施し、記述的質的研究を行った。 結果:看護師はこどもの健康と生活を維持しながら楽しめるように調整を行い、その中でこどもの理解を深める〈健康を維持し経験に導く基盤づくり〉をチーム内での役割の中心におき、その中で〈こどもに合わせた参加や生活の拡大につながる目標設定〉をしていた。そして、こどもの意思表出の幅が拡がる、基本的生活スキルを獲得できる、親が養育力を高めることにより〈こどもの自立の可能性を伸ばす支援〉を他職種からの助言やチームの話し合いにより行っていた。
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