「欠測データ解析の枠組み」を用いて、医療経済評価を行う際にマッピングにより期待QOL値をバイアスなく推定できる条件を導出した。EORTC QLQ-C30からEQ-5D-5L index への直接・間接マッピングアルゴリズムを開発した。ソース尺度とターゲット尺度の測定順序はマッピングアルゴリズムにあまり影響を与えないことをがん領域の実データを用いて示した。勾配ブースティング木を用いてEORTC QLQ-C30からEQ-5D-5L index への直接・間接マッピングアルゴリズムを開発した。マッピングアルゴリズムを作成するために必要な最小サンプルサイズ計算法の開発を行った。
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