慢性疾患患者を支える外来看護師のアセスメント能力を育成する教育プログラムの開発

2019 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 19K24208
• 研究機関: 高知県立大学
• 研究代表者: 竹中 英利子 高知県立大学, 看護学部, 助教 (20849814)
• 研究期間 (年度): 2019-08-30 – 2021-03-31
• キーワード: 外来看護 / 慢性疾患 / アセスメント

研究実績の概要

慢性疾患患者を支える看護師のアセスメントについて、「研究目標１：外来看護師は、慢性疾患で通院する多数の患者の中から、看護介入の必要性を判断するために、どのような情報をどう収集し、どのようなアセスメントをしているのか明らかにする」「研究目標２：研究目標１で明らかになった情報と収集方法、アセスメントに必要であった知識、技術を明らかにする」を達成するため、データ収集に着手した。まず、高知県立大学看護研究倫理審査委員会の承認を得た。その後、慢性疾患患者が通院している病院の看護管理者に連絡をとり、研究協力者を紹介いただいた。
しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、インタビューに出向くことができず、データ収集ができていない状態である。研究協力者へも事情を説明し、インタビューを保留している。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、病院へ出向き外来看護師にインタビューすることができない。

今後の研究の推進方策

新型コロナウイルス感染症拡大の防止のための緊急事態宣言が解除され、病院への往来が制限なく可能になってから、データ収集を再開する。
しかし、当初の予定では、データ収集は2020年2月に終了している予定であった。大幅に進捗が遅れているため、研究期間を12か月延長し、2022年3月までとする。

次年度使用額が生じた理由

データ収集ができておらず、旅費、謝金等使用していなかった。新型コロナウイルス感染症の状況が終息し、データ収集が可能になった時点で使用したい。また、データ分析や教育プログラムの開発途中で得られたデータの発表に関し、学会参加も行う予定である。