外来看護師が慢性疾患で通院する多数の外来患者の中から、看護介入の必要性の高い患者を捉えるためのアセスメント能力を育成する教育プログラムの開発により、患者はタイムリーに必要な看護介入を受けることができる。そして、治療が継続され、病状だけでなく、心理社会的にも安定した状態で住み慣れた地域で生活できると考える。 また、外来看護師は、他看護師のアセスメントや看護や看護の工夫を知る機会を持つことができる。そして、看護の専門性の自覚と自信を得ることで、さらなる外来看護の向上につながると考える。また、看護師の教育担当者は、外来看護師の能力育成の視点が明確となり、教育に取り組みやすくなると考える。
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