本研究「がんサバイバーにおける心血管疾患:実態調査及びリハビリテーション効果検証」では、がん患者における心血管疾患の調査、及びリハビリテーション効果検証を、大規模データベースを用いて行うものである。 本年度はDiagnosis Procedure Combinationなどの大規模データベースを扱うための講習受講、心血管疾患やがん患者において処方される薬剤データや処置、検査を適切に抜き出すための基盤整備やデータベースへアクセスするための環境整備、先行研究文献調査や研究計画のアップデートを行った。 薬剤データや処置、検査を適切に抜き出すための基盤構築は難航したが、少しずつ進めれており、整備完了まであと少しである。またデータハンドリング技術に関しては講習を受けることで飛躍的に向上した。 予想されていた通り、基盤整備に大きく時間を要したため、初年度の実施計画通りである。
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