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2020 年度 実施状況報告書

非凸性に基づく統計モデリングと収束保証付き推定アルゴリズム

研究課題

研究課題/領域番号 19K24340
研究機関東京工業大学

研究代表者

川島 孝行  東京工業大学, 情報理工学院, 助教 (60846210)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2022-03-31
キーワード非凸最適化 / 統計モデリング / 収束保証
研究実績の概要

今年度は、歪正規分布のための効率的な推定アルゴリズムについての研究を論文として出版することができた。また、R言語によるパッケージも更新し、パッケージのレポジトリである CRAN から自由にインストールすることが可能である。以前より進めていたスパースモデリングに関する研究も、去年度に導出した重みつき単体への射影に基づく推定アルゴリズムが、もともと対象としていた adaptive LASSO だけではなく、別なクラスの正則化に対しても拡張出来そうという知見を得た。既存のものよりも、別な正則化と容易に組合わせることが可能であることもわかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

以前より進めていた、歪正規分布のための効率的な推定アルゴリズムに関する研究は論文として出版することができたが、スパースモデリングを対象 とした場合の、新たな推定アルゴリズムに関しての研究がまだ論文の形になっていない。

今後の研究の推進方策

今後は、既に得られている結果を論文化することを第一に行いたい。

次年度使用額が生じた理由

コロナ渦で、多くの学会が中止もしくはオンラインとなり現地への渡航費や宿泊費の支出がなくなったため。今年度も、同じことが見込まれるため、計算機などの研究備品に使用する計画である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] EM algorithm using overparameterization for the multivariate skew-normal distribution2021

    • 著者名/発表者名
      Abe Toshihiro、Fujisawa Hironori、Kawashima Takayuki、Ley Christophe
    • 雑誌名

      Econometrics and Statistics

    • DOI

      10.1016/j.ecosta.2021.03.003

    • 査読あり / 国際共著
  • [学会発表] 射影勾配法による高次元回帰モデリング2020

    • 著者名/発表者名
      川島孝行
    • 学会等名
      2020年度科研費シンポジウム 「多様な分野のデータに対する統計科学・機械学習的アプローチ」
    • 招待講演

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公開日: 2021-12-27  

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