研究課題
研究活動スタート支援
AI・IoT環境が普及される中、動画像は情報伝達の方法として、今後も大きな役割を担っている。現在も正確かつ精細な動画像を提供するために、符号化技術は身近にある様々なデバイスに実装されている。次世代の符号化技術では、並列処理が困難であることから、超高解像度への応用が益々難題となっており、特にハードウェア実装容易度の面から抜本的な解決方法が必要である。本研究を完遂することで、次世代符号化方式と人工知能のそれぞれの技術を統合した専用ICチップが設計可能となる。
Computer science
先行研究では、動画像符号化と人工知能を組み合わせた手法は提案されていた。しかし、先行研究で提案された方法は、動画像符号化の効率を向上する半面、人工知能回路がより複雑になることからハードウェアへの実装が困難となっていた。本課題に対して、本研究では人工知能回路の提案と動画像符号化に対する親和性の評価を実施した。この課題を解決することで、社会で利用される電子デバイスの映像処理が、今後さらに効率的に実現できることが期待される。