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2022 年度 研究成果報告書

高圧X線トモグラフィーを活用した高圧下のマグマ研究の推進

研究課題

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研究課題/領域番号 19KK0093
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

配分区分基金
審査区分 中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
研究機関愛媛大学

研究代表者

河野 義生  愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 准教授 (20452683)

研究分担者 近藤 望  愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 特定研究員 (70824275)
桑原 秀治  愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 助教 (50505394)
大平 格  学習院大学, 理学部, 助教 (90873159)
研究期間 (年度) 2019-10-07 – 2023-03-31
キーワードマグマ / X線トモグラフィー / 高圧 / 弾性波速度 / メルト構造
研究成果の概要

本研究では、アメリカの放射光X線施設Advanced Photon Sourceにおける3次元X線トモグラフィー測定、ガラスの動径分布関数測定と、日本のSPring-8における高圧下弾性波速度測定を用いた国際共同研究を行った。X線トモグラフィー測定により測定したかんらん岩中におけるメルトの形状・分布と、弾性波速度測定結果を組み合わせることにより、メルトが岩石の弾性波速度に与える影響を決定することに成功した。この成果は、地球内部もしくはその他星内部の地震波速度観測から、マグマの存在・分布を理解する上で重要な知識となると考えられる。

自由記述の分野

地球内部科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

地球内部の高圧下におけるマグマの物理的性質と、さらにマグマがどのように岩石中に存在するかを理解することは、地球内部におけるマグマの状態・挙動を理解するという学術的意義だけでなく、マグマの上昇により引き起こされる火山噴火現象などの社会的課題の物質科学的理解のためにも重要である。本研究では、アメリカの放射光X線施設Advanced Photon Sourceの研究者と国際共同研究を推進することにより、(1)岩石中のメルトの形状・分布とそれが地震波速度へ与える影響の研究と、(2)高圧下におけるマグマの圧縮挙動についての研究、を行った。

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公開日: 2024-01-30  

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