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2021 年度 実施状況報告書

対人協調技能の学習を促す情報場の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19KK0283
研究機関名古屋大学

研究代表者

横山 慶子  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 准教授 (30722102)

研究期間 (年度) 2020 – 2022
キーワード対人協調 / 仮想現実
研究実績の概要

本研究では,他者と協調する技能,すなわち対人協調技能の学習を促進する学習環境を明らかにすることを目的とした.そのために,多人数の動きを計測するモーションキャプチャシステムと,他者の運動パターンの光流履歴を視覚情報として呈示する仮想現実環境を組み合わせた実験環境を構築し,対人協調技能の学習に最適な学習環境を探索することとした.このことは,他者との協調の際に,他者の動きに注意が向けられない初心者をサポートすることのできる情報場の理解につながると考えられる.当初の研究実施計画では,最終年度の渡航前(当該年度まで)に,対人協調課題の計測および実験環境として,モーションキャプチャシステムと仮想現実を組み合わせた実験環境を構築すること,対人協調課題の実験を実施することを計画していた.しかしながら,新型コロナウィルス感染拡大による影響で,当該年度では,実験環境の構築と予備実験の実施に留まり,本実験の実施には至らなかった.そのため,本研究課題の延長申請を視野に入れ,当初の予定より渡航時期を1年延長する計画を考案中である.実験環境の構築については,モーションキャプチャシステムの計測環境を充実させた.また,仮想現実の呈示環境として,モーションキャプチャシステムと組み合わせて,他者が把持する道具の運動パターンを光流履歴として呈示させるシステムを構築した.現在は,予備実験を実施している状況であり,今後,本実験の実施を進める予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本実験の実施には至っていないため.また,当初の予定よりも渡航時期を遅らせることになったため.

今後の研究の推進方策

今後は,出来るだけ速い時期に本実験が実施できるように進める.また,渡航先の研究機関とオンラインでの研究ミーティングを実施する.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 運動学習科学研究室

    • URL

      https://nagoya-hml.com/

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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