研究課題/領域番号 |
19KK0344
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
石山 智明 千葉大学, 統合情報センター, 准教授 (90616426)
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研究期間 (年度) |
2019 – 2023
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キーワード | 宇宙物理 / 高性能計算 / ダークマター / 銀河 / 星 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、大規模宇宙論的ダークマター構造形成シミュレーションと準解析的モデルを駆使し、宇宙初期から現在にいたる、銀河や活動銀河核の大局的分布やその進化を理解することである。将来の大規模天体サーベイ観測と比較可能な模擬カタログを構築・公開し、これら天体の起源を理論的に明らかにする。欧州の大規模観測プロジェクトに携わる海外研究者と国際共同研究を行い、カタログを標準的なものへと発展させる。 2022年度は海外共同研究者 (スペイン、アンダルシア天体物理学研究所)を合計約二ヶ月間訪問し、国際共同研究を進めた。大規模宇宙論的シミュレーション上で準解析的モデル、および経験的モデルを用いた模擬カタログを構築し公開した。また経験的モデルによるカタログを用いて銀河団銀河の統計的研究を行った。このカタログではこれまでに発表された最も大規模なものと比べ、大質量のダークマターハローの中に存在する巨大な銀河を桁違いに多く含んでいる。結果をまとめた論文が査読付き欧文論文として Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 誌で発表された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19 の影響により、2020年度および2021年度の渡航が大幅に縮小されたものの、2022年度は渡航でき国際共同研究を順調に進められた。2020年度と2021年度の遅れを取り戻すために、さらに1年間の補助事業期間延長を行った。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19 の影響で、渡航計画の大きな修正を余儀なくされている。2023年度は最終年度にあたるため、十分な渡航期間を確保し国際共同研究を進める。
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