米国マサチューセッツ工科大学のHermano Igo Krebs博士らとともに、Robot-aided neuro-rehabilitationに関する研究を実施した。人間が力を生成する仕組みの解明に取り組み「人間が発生させ得る力の微分値は十分に大きく、応答速度は視覚情報に起因すること」、「人間は先の動作を予想し、動作の改善を図っていること」、「力の微分値に関して重ね合わせの法則が成立すること」等が示唆された。また、距離、角度、力を同時に測定可能な新たな近接覚センサを開発することに成功した。研究成果はIF 8.236 の国際論文誌への掲載や電気学会本部表彰の受賞など高い評価を得るに至った。
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