研究課題
本研究では、がん診断治療の高度化に資する次世代技術を開発するため、基課題において新規に創出された新規代謝分子センサーを用いた超偏極-核磁気共鳴画 像法 (HP-MRI) と、治験中の新しい放射線増感剤による化学放射線療法を組み合わせた、高精度がん診断治療技術の確立に挑戦している。本年度は、前年度までに整備を完了した国内の HP-NMR/MRI 実験環境および各種条件を利用し、高感度化信号を足がかりとして新しい代謝センサーの信号取得や、がん担持モデルマウスにおける代謝反応の検出を実現した。また、SQAP のエックス線治療増感効果をがん担持モデルマウスにて評価し、治療前後における代謝反応や、病理学的手法による検証実験により、薬効評価が可能であることを証明した。
~早期診断に向けたがん関連酵素活性の生体内リアルタイム計測~
すべて 2023 2021 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
Proc. ISMRM
巻: 31 ページ: 0845
https://www.qst.go.jp/site/press/20220331-1.html