当初計画していた海外渡航はコロナ蔓延により延期となった。そこでオンラインツールを活用して、英国、スペイン等の研究者との小学生の徒歩通学に関する研究、英国の研究者との足立区における防犯関連施策に関する研究などを行い、それぞれの成果を国際誌で発表した。最終年度には、英国・ロンドン、マンチェスター、エジンバラで防犯環境設計の実情について警察へのインタビューと事例調査を行った。さらに、豪州・シドニー、メルボルンで健康まちづくりの事例調査を行うとともに、都市計画による健康増進の可能性について国際共著論文を投稿した。調査結果の一部は、基課題の成果である「身体活動を促すまちづくりデザインガイド」に反映した。
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