研究課題
特定領域研究
がんは正常な増殖制御を失い異常増殖する細胞の集団であり、がん細胞では、i)細胞周期の制御経路の異常や、ii)ゲノムの不安定化がその特徴として観察される。CDK(サイクリン依存性キナーゼ)は真核細胞の細胞周期の進行を制御するのみならず、染色体DNA複製が細胞周期につき一度だけ起きるようにする制御システムの中心にある。本研究から、CDKがDNA複製開始に関わる複数の因子を重複して制御していること、複数の制御系を持つことがゲノムの安定維持に重要であること、がわかった。
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Chromosoma (in press)
遺伝 63
ページ: 51-58
細胞工学 27
ページ: 985-991