研究課題/領域番号 |
20014012
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
青笹 克之 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (30115985)
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研究分担者 |
猪原 秀典 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (00273657)
小原 正治 大阪大学, 医学系研究科, 技術職員 (00379257)
高桑 徹也 京都大学, 医学系研究科, 教授 (40244933)
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キーワード | 鼻腔リンパ腫 / NK / T細胞 / EBウイルス / 農薬 |
研究概要 |
鼻腔NK/T細胞リンパ腫はアジア、中南米に多く発生し、EBウィルスが腫瘍細胞核内に検出される特有の疾患である。私共の2000〜2005年の疫学研究により、本疾患発生と農薬使用との関連が明らかとなった。(Int J Cancer 2006)。そこで農薬のNK細胞活性化機序を検討すべく、NK細胞株について、農薬とEBウィルス活性化の関連を調べることとした。30種以上の農薬を収集し、実験上の至適の農薬濃度の検討から開始し、充分な知見を得ている。そこで農薬の培養NK細胞の増殖促進効果やEBウィルス活性化について調べているが、これまでの所、有意の結果を得ていない。現在はEBウィルスの専門家である大阪大学微生物研究所の安居輝人准教授の指導のもと、実験条件を検討中である。 2000-2005年の疫学調査は日本、中国、韓国の東アジア地区で行われたが、生活環境要因の異なると考えられるインドネシアで同様の調査を行う可能性について意見交換する目的で2008年6月初旬にジャカルタを訪問し、インドネシア大学及び国内主要5施設の研究者と意見交換した結果、調査実施とその条件について合意した。現在、調査が進行中である。
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