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2008 年度 実績報告書

Klf5による幹細胞維持機構

研究課題

研究課題/領域番号 20052008
研究機関筑波大学

研究代表者

依馬 正次  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (60359578)

研究分担者 高橋 智  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (50271896)
藤井 義明  筑波大学, 先端学際領域研究センター, 客員教授 (00098146)
キーワードES細胞 / 転写因子 / 自己複製 / 再生
研究概要

BTEB2/Kruppel-like factor 5(Klf5)は、胚性幹(ES)細胞などの幹細胞・個体の維持に必要不可欠な役割を果たすことを申請者らが明らかにしてきている。しかしながら、Klf5による幹細胞維持の分子機構は殆ど分かっておらず、以下に述べるサブプロジェクトを遂行することにより、幹細胞維持におけるKlf5の役割を明らかにすることが目的である。1)Klf5遺伝子の標的遺伝子は現在の所殆ど不明であるため、マイクロアレイおよびChip-on-ohip assayにより得られた候補遺伝子群を解析し、siRNAを用いたノックダウン実験やプロモーター解析等により直接の下流遺伝子であるかどうか同定する事を目的とする。H20年度は、マイクロアレイ解析によりKlf5ノックアウトES細胞で減少している転写産物を綱羅的に単離し、Tcll-Aktlシグナルが下流に存在することを見出した。2)Klf5コンディショナルノックアウトマウスを用いて、各種組織幹細胞におけるKlf5の役割を解析する事を目的とする。H20年度は、Klf5コンディショナルノックアウトマウスと各種組織特異的Creマウスと交配し、表現型を観察した。腸管上皮特異的なCre発現マウスである、Villin-Creと交配した結果、多くは胎内で致死となっていることが判明したため、今後は胎児期での表現型観察を行っていくこととする。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Kruppel-like factor 5 Is Essential For Blastocyst Development and the Normal Self-Renewal of Mouse ES cell2008

    • 著者名/発表者名
      Ema, M., et.al.
    • 雑誌名

      Cell Stem Cell 3

      ページ: 555-567

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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