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2008 年度 実績報告書

膜輸送体候補遺伝子の総当たり過剰発現解析による新しい元素膜輸送の発見

研究課題

研究課題/領域番号 20200031
研究機関名古屋大学

研究代表者

中西 洋一  名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教 (60362290)

キーワード膜輸送 / 機能ゲノミクス / 微量元素
研究概要

本年度は、シロイヌナズナの膜輸送体候補遺伝子1400種類のうち、既に準備してある800種類の基本ライブラリについて、以下の方法で過剰発現株を作出し次年度以降の解析に備えた。
まず、パン酵母を800種類の膜輸送体候補遺伝子発現ベクター(作製済み)で個別に形質転換した。また、多元素感応性をもつ天然植物色素アントシアニンを異常蓄積するシロイヌナズナ変異体(pap1-D)を宿主として膜輸送体発現ライブラリを作製した。プールした植物発現ライブラリを用い、アグロバクテリウム法で形質転換した。薬剤選抜により1000株程度の形質転換株を得た。
また、膜輸送体過剰発現の効果を評価する手法を検討した。アントシアニンの性質を詳細に解析し、少なくとも20種類の無機元素イオンを検出可能であることを明らかにするとともに、生きた植物体の色調を観察するための方法を予備的に検討した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Comprehensive screening of inorganic ions and membrane transporter genes that correlated with color development of anthocyanins.2009

    • 著者名/発表者名
      Yoichi Nakanishi, Takeshi Sako, Eriko Hataya, Yu Imai, Yori Sato, Masayoshi Maeshima
    • 学会等名
      5th International Workshop on Anthocyanins
    • 発表場所
      Nagoya
    • 年月日
      2009-09-16
  • [学会発表] アントシアニンの発色に関わる膜輸送体遺伝子群の探索2009

    • 著者名/発表者名
      中西洋一、佐古建志、幡谷恵莉子、今井悠、前島正義
    • 学会等名
      第50回日本植物生理学会年会
    • 発表場所
      名古屋大学、名古屋市
    • 年月日
      2009-03-21
  • [学会発表] モリブデン酸を検出するバイオプローブ2008

    • 著者名/発表者名
      中西洋一、三上俊之、新美友章、中西華代
    • 学会等名
      第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会合同大会
    • 発表場所
      神戸ポートアイランド、神戸市
    • 年月日
      2008-12-11

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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