研究課題
基盤研究(S)
再生医療には、細胞移植とバイオマテリアルと医工学技術を利用した生体組織工学アプローチがある。この2つのアプローチをうまく組み合わせることで、より治療効果が高まることが期待される。本研究の目的は、移植に用いる幹細胞の生物機能を高めるための生体組織工学技術の開発である。本研究では、幹細胞へ遺伝子物質を導入する材料と培養技術を研究開発するとともに、幹細胞の生物機能の改変、増強について、in vitroおよびin vivo動物実験で評価する。非ウイルス性の細胞内導入材料のデザイン、合成を行う。これらの材料による遺伝子導入効率にも影響を与える培養方法、培養技術について検討をする。本研究の独創的な点は、導入材料と導入のための培養技術との組み合わせによる効率的な幹細胞の生物機能改変である。
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