研究課題
基盤研究(S)
平成20年度から24年度にかけての5年間の研究計画は次の通りである。(1) 研究体制の確立と理論枠組みの整理本研究は少子高齢社会の階層格差について、実証的かつ理論的な検討を実施することを目的とする。初年度は、研究体制を確立し、本研究の理論的枠組みを中心に検討した。(2) 自治体調査の実施東京都稲城市から協力を得て、「稲城市住民の生活実態に関するアンケート調査」と面接調査を実施した。(3) 全国調査の実施2010年8月、全国の50歳以上85歳未満の男女を対象に「中高年の生活実態に関する全国調査」を実施した。(4) 調査データの分析上2つの社会調査データの分析、検討を進める。さらに、所得と家族に関する既存のミクロデータについても分析する。(5) 新たな社会階層論に向けた検討少子高齢社会の階層構造のメカニズムを検討、考察し、政策理念の-つともなりうる公共性概念の構築を試みる。
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Social Science Japan Journal vol.13, no.1
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Japan and the World Economy vol.22, no.3
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http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~kaiso-08/index.html