研究課題/領域番号 |
20228006
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
内田 隆史 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (80312239)
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研究分担者 |
内田 千代子 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (80312776)
山下 まり 東北大学, 大学院農学研究科, 教授 (50192430)
広瀬 恵子 独立行政法人産業技術総合研究所, セルエンジニアリング研究部門, 主任研究員 (90357872)
奥田 徹 玉川大学, 学術研究所, 教授 (40328026)
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研究期間 (年度) |
2008-05-12 – 2013-03-31
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キーワード | 細胞機能 / 発生・分化制御 / タンパク質・糖鎖工学 |
研究概要 |
アルツハイマー病の病因は微小管重合の低下だという仮説に基づき、新規微小管重合制御蛋白質、Pin1およびGas7b(Pin1WWドメインと類似構造を有するタンパク質)の機能について研究し、これら分子の診断・治療への応用の可能性を示した。Pin1のプロリン異性化酵素活性を阻害する低分子物質を探索する高速スクリーニング法を確立し、新規阻害剤、DTM、TME-1、ワカメポリフェノール(974B)を見出した。Gas7bがリン酸化タウと結合し微小管重合を促進すること、微小管重合を直接制御し細胞の形態を変化させる機能を有すること、アルツハイマー病患者脳で発現が低下していることを明らかにした。原著論文41報。
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