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2010 年度 自己評価報告書

ウェアラブルコンピューティングの安全性を確保するディペンダブルOS技術の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 20240009
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 メディア情報学・データベース
研究機関神戸大学

研究代表者

寺田 努  神戸大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70324861)

研究期間 (年度) 2008 – 2012
キーワードモバイルシステム / ウェアラブルコンピューティング
研究概要

コンピュータを常時装着するウェアラブルコンピューティングは従来のデスクトップコンピューティングと異なり,多様な装着機器の組合せへの対応や,物理的な装置の故障に対処する必要があるため,l医療現場などクリティカルな状況で使用するためには,機器の故障時を含めて,そのとき利用可能な機器の組合せに応じて作業環境の状態を途切れることなく提示すること,およびユーザからの入力に対し即応性・確実性の高い制御を行うことが必須となる.一方,これまでのOSやミドルウェアでは入出力デバイスの信頼性を保証する機構が存在しておらず,これらの要件が満たせていなかった.そこで本研究では,(1)入出力デバイス間のデータフロー制御技術,(2)入出力デバイス間のデータ変換技術,(3)ウェアラブルコンピューティングのためのインタラクション管理技術,の3つを要素技術とするウェアラブルコンピューティングのためのディペンダブルOS技術を確立することを目的とする.提案機構は,OSハングアップや入出力デバイスの故障時に,利用可能な入出力デバイスが直接通信を行うことで情報の提示を継続する(右上図)

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2012 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 装着型センサを用いた体感型ゲーム制作支援フレームワーク2010

    • 著者名/発表者名
      田中宏平, 寺田努, ほか
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌 Vol.51, No.11

      ページ: 2055-2065

  • [雑誌論文] Wearable Toolkit:その場プログラミング環境実現のためのイベント駆動型ルール処理エンジンおよび関連ツール.2009

    • 著者名/発表者名
      寺田努, ほか
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌 vol.50, No.6

      ページ: 1537-1597

  • [雑誌論文] An Event-Driven Wearable Systems for Supporting Pit-Crew and Audiences on Motorbike Races2009

    • 著者名/発表者名
      Terada T., et.Al.
    • 雑誌名

      Journal of Mobile Multimedia (JMM) Vol.5, No.2

      ページ: 140-157

  • [学会発表] Toward Achieving On-Site Programming2009

    • 著者名/発表者名
      Terada, T., Miyamae, M.
    • 学会等名
      Proc.of the 13th IEEE International Symposium on Wearable Computers (ISWC' 09)
    • 年月日
      20090900
  • [図書] Handbook on Mobile Ad Hoc and Pervasive Communications(A Rule-based I/O Control Device for Constructing Ubiquitous Computing Environment)2012

    • 著者名/発表者名
      Terada, T.
    • 出版者
      CRC Press to appear.

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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