研究課題
基盤研究(A)
(1)Epidemic-Type Aftershock Sequence (ETAS)モデルによる予測地震活動からの実際の地震活動の逸脱とストレス変化を解明し地震活動の逸脱が地殻歪変化の鋭敏なセンサーとして有用である事を示す。(2)大きな余震の事前の余震活動の時空間的変化について研究する。(3)広域の地震活動について階層ベイズ型時空間ETASモデルで世界の地震活動の基準となる統計モデルを提案する。(4)活断層の危険度度を推定するベイズモデルを提案する。(5)本震直後しばらくの余震の大量欠測のもとでも余震の確率予報にとっての困難点である。これに対して、地震統計の経験則から欠測情報を補う修正版ETASモデルを作成し,パラメタ値の偏差を正す。(6)欠測率や検出率の違いを考慮に入れた時空間ETASモデルを構成して内陸などの地震活動異常の研究を開始する。(7)世界や日本付近の広域の地震活動について、階層ベイズ型時空間モデルにもとづいて確率予測を行い検証する。(8)階層ベイズ型時空間ETASモデルの推定のプログラムソフトウェアをWEB等で公表するため英語版マニュアルを作成する。
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