研究課題/領域番号 |
20240063
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
李 廷秀 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292728)
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研究分担者 |
浅見 泰司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10192949)
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研究期間 (年度) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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キーワード | 社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 / 居住環境 / 生活習慣 / 身体活動 |
研究概要 |
最終年度である本年度は、今までの5年間に並行して行ってきた調査研究を統合・解析を行い、大きく下記7つの研究について取りまとめを行った。 1.全国地域(市区町村)別の物理的環境を地理情報システム(Geographic Information System: GIS)により計量・構築したデータベースを、近隣地域単位およびメッシュ単位にて土地利用面積構成比が地域間で比較できるように作成した。2.東京都市圏内の189地域を対象に、GISによる物理的環境と住民の交通手段選択行動との関連について解析・検討を行った。3.地域住民調査の際に調査対象とする住民個々人の居住地別の近隣物理的環境をGISにより計量する方法を開発し、その有用性についての検討を行った。4.日常身体活動・行動(外出行動・座位行動等)を加速度計と小型全地球測位システム(Global Positioning System: GPS)により測定・統合解析するツールを開発し、その有用性についての検討を行った。た。5.住民調査に用いる調査票による近隣環境認知・身体活動調査項目の妥当性・信頼性の検討を行い、簡便な調査項目を作成した。6.物理的環境特性が異なる大都市東京都区、近郊都市、地方都市を調査対象とした住民(成人、幼児、中学生)調査データの解析により、上記研究4または5による日常身体活動・行動と研究3または5による居住地域環境との関連を地域特性別に明らかにした。7.最後に、日常身体活動・行動と教育・所得水準との関連、日常身体活動・行動と主観的健康感との関連、日常身体活動・行動の変容が1年後の定期検診結果に及ぼす影響について解析・検討を加えた。 なお、本研究のホームページにて、研究成果の一部を広く有効活用できるように公開を行った。http://www.ethps.m.u-tokyo.ac.jp/HPS/
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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