研究課題
基盤研究(A)
人々の日常生活における身体活動・行動に影響を及ぼす可能性のある居住地域の物理的・社会的環境要因を特定することにより、健康づくりを支援する支援環境を提案することが目的である。そのため学際的な共同研究組織を創成し、研究仮説の検討を重ねた上で、調査地域を選出する。地域の物理的・社会的環境については地図情報システム(GIS)を用いた調査を行い、同時に居住住民の日常身体活動・行動、居住地域環境の認知に関する調査を行い、両者間の関連について検討する。さらに日常行動パタンについては全地球測位システム(GPS)を用いた調査をも並行させる。本研究により、人々の日常身体活動・行動と関連する居住地域の物理的・社会的環境要因が明らかになり、身体活動量増加のための実践的な支援環境介入方法の提案が可能になる。本研究は人々の生活行動・習慣に関する新研究領域の提案となり、新たな研究手法と研究基盤を提供できることが期待される。
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