研究分担者 |
浅川 和美 長野県看護大学, 看護学科, 教授 (60283199)
本保 恭子 ノートルダム清心女子大学, 人間生活学部, 教授 (20157845)
石井 浩子 京都ノートルダム女子大学, 人間文化学部, 准教授 (70353141)
奥富 庸一 倉敷市立短期大学, 保育学科, 専任講師 (00375445)
長谷川 大 立正大学, 社会福祉学部, 助教 (60552908)
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研究概要 |
本研究では、生活調査の実施,体力・運動能力の測定,および,個別健康カードづくり,運動奨励のモデル事業を通して,近年の子どもたちが抱える生活リズムの乱れを改善するプログラムを開発し,幼児・児童のための健康づくりシステムを構築することが目的である。 平成21年度は、(1)全国に対する生活調査の結果から得られた知見を生かして,子どもたちの抱える問題や課題から,それらを改善するための計画を立案し、(2)行政(教育委員会,保育課,生涯学習課など)や関連団体と連携し,現地でできうる対策を立てて、実行に移す努力を行った。 具体的な活動としては、わが国の学力の低下が著しかった「沖縄県」や「高知県」の子どもたちとその保護者や保育・教育関係者らに対する指導・助言・支援活動を中心に展開した。子どもたちやその保護者に対する支援としては、親子体操の講習と生活化のためのポスターづくりやパンフレットづくり、保育者や教育者には、子どもの生活や健全育成のための講演会や講習会の実施、行政や保育・教育団体に対しては、施策づくりや県民への呼びかけリーフレットづくりの指導・協力を行った。 それらの研究実践を通して、高知県での「親子ふれあい運動フェスタ」の実施、沖縄県の「親子ふれあいキャラバン」の実施、ひいては、沖縄県の「生活リズム向上大作戦!食べて、動いて、よく寝よう-沖縄の子どもの未来づくり-」リーフレットや、神奈川県の「食べて、動いて、よく寝よう!」リーフレットの作成と県民への啓発活動の展開へとつながっていった。
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