研究課題/領域番号 |
20240071
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研究機関 | 東京未来大学 |
研究代表者 |
坂元 昂 東京未来大学, こども心理学部, 学長 (00016338)
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研究分担者 |
近藤 俊明 東京未来大学, こども心理学部, 教授 (60337459)
光野 公司郎 東京未来大学, こども心理学部, 准教授 (00460303)
馬場 伊美子 東京未来大学, こども心理学部, 教授 (30208706)
益井 洋子 東京未来大学, こども心理学部, 教授 (40229365)
大橋 功 東京未来大学, こども心理学部, 教授 (70268126)
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キーワード | 国際情報交換 / 幼児教育 / 初等教育 / 保育士養成 / 教員養成 / マルティメディア / ICT / 学士課程教育 |
研究概要 |
21世紀に要求される未来型の幼児・児童の新たな能力の分析をし、その達成基準を設定し、育成カリキュラム、指導ガイド、マルティメディア教材の制作、ならびに、試行、実践、形成的評価、改善を行い、保護者、保育者・教員、保育者・教員志望者向けの教育システムを構築することを大目的として、並行して研究を行う研究班を構成し、それぞれの目的に応じて研究を進め、定期的に総括しながら進めてきた。 本研究は、(1)子どもの能力育成(未来型幼児・児童の能力育成)についてと、(2)指導者(保護者、現職保育者・教員)の能力や資質を対象とした指導能力育成教育システムの構築についての2側面を持つ。これらの2側面を踏まえて、6分野にわたる研究班(A異文化理解・ことば、B創造的活動・表現力・問題解決能力、Cこころと体の健康・安全、D情報教育・ICTモラル、E教育メディア・ICT活用、F地域連携)を組織した。 1本年度は、(1)を中心に取り組みながら、(2)の準備を進めるものとしてスタートしたが、その一方で学士課程教育の確立に向けての本学の教育目標(学士力)の検討などが行われる中、むしろ、(2)の側面についての研究を先行させる必要が生じ、各研究班毎に指導者養成にむけての資質や能力についての研究を進めた。 2指導者の資質や能力についての研究準備 前述のとおり、(2)については、未来型の幼児・児童の能力育成を指導する指導者の指導能力の分析、達成標準の設定、マルティメディア教材の設計の準備に取りかかり、保護者、現職保育者・教員、保育者・教員志望者を対象とした調査を一部進めつつ、平行してその資質や能力の指標の策定に向けた研究を先行させた。 3調査研究 基礎資料収集のため、既存の文献、国内国外の研究事例についての調査をすすめた。さらに、足立区を中心に、保護者や現職の保育者・教員に対して、アンケートや訪問面接を実施し、未来型の幼児・児童に期待する人間像について調査分析も行った。
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