研究課題/領域番号 |
20240071
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研究機関 | 東京未来大学 |
研究代表者 |
坂元 昂 東京未来大学, こども心理学部, 学長 (00016338)
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研究分担者 |
出口 保行 東京未来大学, こども心理学部, 教授 (30460306)
益井 洋子 東京未来大学, こども心理学部, 教授 (40229365)
馬場 伊美子 東京未来大学, こども心理学部, 教授 (30208706)
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キーワード | 国際情報交換 / 幼児教育 / 初等教育 / 保育士養成 / 教員養成 / マルティメディア / ICT / 学士課程教育 |
研究概要 |
本研究では、21世紀に生き、開拓する21世紀型能力を中核に、幼児・児童における未来型能力、幼児・児童における未来型能力の育成、未来型能力を指導できる指導者の育成の3段階にわたる研究を、既存研究の検討整理、独自の調査、研究、を踏まえて、社会貢献する成果をまとめた。 最終年度の本年度は、前年度までに文献、実験、調査により明らかになった幼児・児童における未来型能力の構造を踏まえ、これらの能力の育成方法や、それらの育成方法を指導する指導者の育成システムの構築、提案並びに実践や効果評価を行い、その成果を報告書にまとめた。発達心理学、認知心理学、学習心理学、臨床心理学、犯罪心理学、社会心理学、評価研究、メディア研究、幼児教育、保育、教科教育、情報教育、表現研究、コミュニケーション研究、など多様な専門領域の研究者が連携し、研究テーマに沿った数々の興味深い成果が得られた。 取り上げた代表的な能力は、思考力および想像力をはぐくむことば、コミュニケーション能力の基礎となる自己認識力と他者認識力、物語理解、情報処理力、空間認知能力、感受性、自然理解、形の切り抜き、粘土遊びなどの技能、外国語理解、異文化理解、数の理解、身体表現力、善悪判断能力などであった。それぞれの能力、技能について、なぜ大切であるかの理由を明らかにしたうえで、上述の3段階にわたる研究成果を報告書にまとめた。加えて、大人の目線から、子どもを取り巻く能力技能をはぐくむ環境、教育機関、地域の働きを分析している。最近大きな関心を集めている、メディア環境、ICTを巡る環境、情報モラル、未来に生きる子どもへの期待についても取り上げ、研究開発の現状把握、新たな指導者育成システムの提言、構築、試行実施し、成果を上げた。
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