研究分担者 |
波多野 隆介 北海道大学, 大学院・農学研究院, 教授 (40156344)
井上 京 北海道大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (30203235)
冨士田 裕子 北海道大学, 北方生物圏・フィールド科学センター, 准教授 (50202289)
山田 浩之 北海道大学, 大学院・農学研究院, 助教 (10374620)
高田 雅之 北海道立総合研究機構, 環境科学研究センター, 主任研究員 (40442610)
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研究概要 |
サロベツ湿原のミズゴケが優占する区域とササが優占する区域で蒸発散と炭素収支を連続観測し,その結果を比較した。無積雪期の蒸発散は,ミズゴケ区の方が多く,ササの侵入により湿原の乾燥化が促進されるという仮説は支持されなかった。無積雪期の炭素収支は,両区ともにプラスであり,大気に対してCO_2シンクとして機能していた。夏季が非常に高温となった2010年には,ミズゴケ区のCO_2吸収量は増加したが,ササ区では低下した。
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