研究課題
基盤研究(A)
新しい炭素物質であるカーボンナノチューブは、さまざまな立体構造を持ち、立体構造に依存して金属や半導体になるという著しい性質がある。ナノチューブの立体構造やナノチューブの構造の欠陥の評価としてラマン分光(光の散乱を用いた分光測定法)が広く用いられている。本科研費では、このラマン分光で得られる情報から、ナノチューブの性質を深く得られる方法を提案し、その理論的解析を行い5年間で約70件の論文を発表した。特にゲート電圧をかけてラマン分光や、パルスのレーザ光を用いたコヒーレントフォノン分光などの新しい方法に関しても、理論的に多くの新しい知見をもたらした。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 3件) 図書 (2件) 備考 (1件)
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