(1)分類標目の「和古書所蔵目録」への適用実験 国文学研究資料館所蔵の和古書約1万2千点の各書目について「日本古典籍分類表」の分類語の適用を試みながら、旧来の分類に修正を加える。 (2)和刻本の調査と「和刻本分類表」の考案 和刻本について調査を行い、新たに「(仮)和刻本分類表」を考案し、館蔵和刻本への分類語の適用を試みる。 (3)書籍以前の資料の整理と分類 書籍以前の資料として、北野克コレクションの軸物類約300点を対象に調査を進め、整理、分類を行う。 (4)検索結果の分析と情報提供のシステム構築 「日本古典籍分類表」および「日本古典籍総合目録」DBの分類に基づく和古書データベースの検索結果を分析し、レコード分布を情報提供するシステムを構築する。 (5)研究会の実施 各担当者の経過報告を含めた研究会を年4回ほど実施する。 (6)海外の研究組織への研究参加、また所蔵機関の資料調査 EAJRS年次会に参加し、情報を発信する。また海外の日本古典籍所蔵機関の資料調査を実施する。
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