研究課題
平成24年6月に国書刊行会より『倉富勇三郎日記』第2巻を刊行した。この巻には1921年と1922年の2年分の倉富日記を収録し、人名注釈をほどこし、解説と人名索引を付加した。日記本文852ページ、解説49ページ、人名索引25ページの大冊となった。『倉富勇三郎日記』第3巻(1923/24年分)はすでに翻刻は完了しており、 1923年分については印刷ゲラを校正中である。解説と人名索引をこれに追加し、平成25年9月頃には刊行の予定である。第4巻に収録予定の1925年分はすでに翻刻と校閲がおわっており、26年分は校閲作業中である。早ければ平成26年末には刊行のはこびとなる。平成24年7月に永井和と河西秀哉が研究成果を京都大学現代史研究会で発表し、さらにその報告を論文化して、同年末刊行の『二十世紀研究』に掲載した。また小山俊樹も同じ号に論文を発表した。なお、上記3本の発表論文に、この5年間に発表された研究論文(永井和、Lee Sung Yup、桂川光正執筆)および『倉富勇三郎日記』第1巻、第2巻に収録した解説(永井執筆)を集成した研究報告書を印刷し、関係方面に配付するとともに、その研究報告書のPDFファイルを倉富勇三郎日記研究のWebサイトにアップロードした。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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二十世紀研究
巻: 13号 ページ: 1-41
巻: 13号 ページ: 43-60
巻: 13号 ページ: 61-82
http://nagaikazu.la.coocan.jp/kuratomi/kuratomi.html