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2008 年度 実績報告書

東欧ロシア史学史研究の総合

研究課題

研究課題/領域番号 20242020
研究機関大阪教育大学

研究代表者

渡邊 昭子  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (20293144)

研究分担者 平田 武  東北大学, 法学研究科, 教授 (90238361)
鈴木 広和  大阪大学, 人間科学部, 准教授 (80273738)
家田 修  北海道大学, スラヴ研究センター, 教授 (20184369)
山本 明代  名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 准教授 (70363950)
秋山 晋吾  北海道大学, スラヴ研究センター, 共同研究員 (50466421)
キーワード西洋史 / 東欧 / ロシア / 史学史 / 国際研究者交流 / データベース
研究概要

東欧ロシア史学史に関する基礎的な研究資料の調査、収集、分析をおこなうとともに、各自の専門領域の研究史に関する調査をおこなった。東欧ロシア史学史研究の基本的文献としてニーデルハウゼル・エミルによる『東欧ロシア史学史』を取りあげ、研究参加者の間で章ごとに分担して同書の読解と翻訳を進めるとともに、同書で言及されている文献の調査を開始した。ハンガリーにおいて著者と話し合い、今後の研究に関する助言を得た。文献調査については、本年度はチェコ史、スロヴァキア史、ならびにセルビア史とクロアチア史を専門とする協力者を現地に派遣し、さらに現地研究者の協力を得ておこなった。調査結果は全体研究会で報告し、検討した。本年度第一回目の全体研究会ではチェコ史およびスロヴァキア史の専門家を招聘し、調査結果の整理および用語と概念の統一に向けて議論をおこない、同地の史学史研究の現状に関して情報を得た。第二回目の研究会では、ルーマニア史、ブルガリア史、セルビア史、クロアチア史、スロヴェニア史の専門家を招聘し、バルカン地域に関して同様の議論をおこなった。このようにして、本年度は、チェコ史692、スロヴァキア史245、ルーマニア史294、セルビア史406、クロアチア史782、スロヴェニア史179の文献に関する情報を整理することができた。これらの文献情報は、今後のデータベース作成の基本データとするために、電子化して研究分担者間で共有可能にした。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] ハンガリーにおける教育法(1868年)の施行と制度的安定化-国家・教会・地域住民-2009

    • 著者名/発表者名
      渡邊昭子
    • 雑誌名

      東欧史研究 31号

      ページ: 2-24

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ビボー・イシュトヴァーンのヨーロッパ政治発展像――「恐怖なき生」・「支配なき社会」――2009

    • 著者名/発表者名
      平田武
    • 雑誌名

      法学(東北大学法学会) 72巻6号

      ページ: 151-188

  • [雑誌論文] 兵士の由緒と農民の由緒―18世紀ハンガリーのヤースクン社―2008

    • 著者名/発表者名
      秋山晋吾
    • 雑誌名

      会歴史学研究 847号

      ページ: 32-41

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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