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2008 年度 実績報告書

造山古墳群を例とするデジタルアーカイブの構築と時空間研究の刷新

研究課題

研究課題/領域番号 20242021
研究機関岡山大学

研究代表者

新納 泉  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (20172611)

研究分担者 松木 武彦  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 准教授 (50238995)
今津 勝紀  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 准教授 (20269971)
野崎 貴博  岡山大学, 埋蔵文化財調査研究センター, 助教 (40284054)
光本 順  岡山大学, 埋蔵文化財調査研究センター, 助教 (30325071)
キーワード造山古墳 / 三次元計測 / デジタル・アーカイブ / デジタル測量 / 地理情報システム / 発掘調査
研究概要

1.造山古墳周辺部の発掘調査を実施した。周濠の有無を確定することはできなかったが、縄文・弥生時代の層を確認することができ、また中世に耕地開発などのための大規模な開発で削平を受けていることがわかり、外周構造を検討する上で貴重な成果が得られた。発掘調査については、全国紙でも取り上げられ、テレビなどでもくり返し報道された。出土品は、国土座標に従って計測を行って取り上げた。
2.造山古墳の陪塚のうち、2号墳、千足古墳、6号墳のデジタル測量を実施した。千足古墳の墳形については、前方後円墳の可能性の有無を検討するためのデータが得られた。
3.造山古墳前方部所在の石棺について、蓋も含めて三次元計測を実施した。計測データの精度や現状での問題点を詳細に検討し、次年度に予定している千足古墳石室の三次元計測に備えた。
4,造山古墳の周辺地形について、航空写真を用いて簡易にデジタルデータ化することを試みた。これによって周辺地形を地理情報システム等を用いて検討することが可能となった。
5.以上の結果、研究の当初に計画していたデジタル・アーカイブについて、次年度以降の千足古墳石室の三次元計測と作山古墳のデジタル測量を残して、ほぼ見通しをつけることができた。
6.造山古墳の年代を詳細に検討するための埴輪の検討については、発掘調査で十分な資料が得られなかったので、次年度以降の課題となった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 三次元計測とGIS-造山古墳群のデジタルアーカイブから-2008

    • 著者名/発表者名
      新納, 泉
    • 学会等名
      遺跡G I S研究会
    • 発表場所
      奈良文化財研究所
    • 年月日
      2008-11-21

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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