研究課題/領域番号 |
20243007
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松岡 久和 京都大学, 法学研究科, 教授 (30165782)
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研究分担者 |
藤原 正則 北海道大学, 法学研究科, 教授 (70190105)
木南 敦 京都大学, 法学研究科, 教授 (30144314)
潮見 佳男 京都大学, 法学研究科, 教授 (70178854)
平田 健治 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (70173234)
中田 邦博 龍谷大学, 法務研究科, 教授 (00222414)
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キーワード | 不当利得 / 日本法 / ヨーロッパ法 / フランス法 / DCFR / PEL |
研究概要 |
研究会専用のホームページは適時アップデートし、資料等も追加で掲載した。 2010年8月1・2日の研究会では、昨年度の活動のまとめと本年度の企画を検討し、フランス法班と松岡による不当利得に関するフランス法の検討を行い、ロシュフェルド教授の招聘を決定した(民商法雑誌の特集に結実)。瀧准教授による研究報告を検討した(翌年度の私法学会個別報告に結実)。 2010年9月26日にウィーン大学のヴェンデホルスト教授を招き、「契約の清算と不当利得」の報告を受けて検討した(これは掲載誌未定だが公刊予定)。 2011年3月6・7日には、私法学会シンポジウム「不当利得法の現状と課題」の第1回打合せと、ヨーロッパ不当利得法原則の翻訳案の検討を行った(この翻訳は期日は未確定だが法律文化社から出版予定)。3月末に計画していたロシュフェルド教授と台湾大学の朱柏松教授の招聘が東日本大震災で中止となったため、ロシュフェルド教授には原稿を改めて執筆していただきメールでの意見交換を行った(民商法雑誌の特集に結実)。 2012年度は、上記フランス法特集の公刊に向けた調整と、全部で5回の私法学会シンポジウム準備会を行い、ジュリストと民商法雑誌に論文や参考資料(ヨーロッパ不当利得法原則の翻訳の一部)を公表した。私法学会シンポジウムの質疑応答や欧文概要・瀧准教授の個別報告は2012年4月末刊行の雑誌私法に掲載予定。
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