研究課題
共同研究の中間年として、研究成果を発表する集会を東京大学を会場として開催するとともに、関連する研究分野について内外の研究者と成果の交換を行った。(1)2009年9月28日・29日の両日、東京大学山上会館において「新しい安全保障」と題する研究集会を開催し、本研究参加者全員から報告を得た。これは、前年度に開催を予定した集会が、オレ・ウィーバー・コペンハーゲン大学教授の都合によって開催が延期されたものである。この成果報告と討論を受けたものが、最終報告の中核となる予定である。(2)上記の会合に先立ち、9月21日・22日の両日、より東アジア安全保障の展望に焦点を絞った集会を、同じく東京大学山上会館において開催した。この会合では実務家からの問題提起を得ることに主眼を置き、研究の内容が実務における政策選択と結びついた内容となるように留意した。(3)2009年12月11日から13日まで、プリンストン大学にて開催された安全保障再検討国際会議に参加し、東京グループの研究成果を報告するとともに、意見を聴取した。