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2009 年度 実績報告書

先進国周辺の地域再生と生涯学習計画モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20243036
研究機関北海道大学

研究代表者

鈴木 敏正  北海道大学, 大学院・教育学研究院, 教授 (70093648)

研究分担者 小田 清  北海学園大学, 経済学部, 教授 (80137455)
高原 一隆  北海学園大学, 経済学部, 教授 (90145970)
奥田 仁  北海学園大学, 経済学部, 教授 (50244835)
玉井 康之  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60227262)
川前 あゆみ  北海道教育大学, 教育学部, 講師 (50321237)
キーワード先進国周辺 / 地域再生 / 生涯教育計画 / 地域生涯学習計画モデル / 社会的排除 / 社会的包摂 / 地域をつくる学び / 地域再生教育
研究概要

1)研究会およびシンポジウム活動
5月の総括的研究計画会議ののち、毎月1回のペースで研究会を実施し、調査研究にもとづく開かれたシンポジウムを3回開催した。
2)海外比較調査研究
(1)イギリス研究については、リーズ市およびその近郊農村で予備調査を実施した。
(2)上記の比較調査としてイタリア南部カンパーニャ州の地域開発実態調査を行った。
(3)韓国調査については、ホンソン地域で学校・協同組合・環境教育・農村生活のグループに分かれて地域調査を実施し、その成果を報告書にまとめた。
(4)日中韓の国際協同シンポジウムを韓国公州大学で開催し、研究課題を深め、今後の調査研究課題を明確にした。あわせて、関連地域でのヒアリングを実施した。
3)国内地域調査研究
(1)農村型モデルとした標茶町については、調査まとめを行い、公刊した。
(2)地域産業衰退の激しい釧路市では、第1次本調査をおこない、報告書にまとめた。
(3)実践段階にはいっている士別市については、公開講座・後援会を実施した。
(4)過疎山村の中川町/音威子府村については、地域調査を行い、とくに中川町について第1次取りまとめを行い、現地報告をし、今後の課題について議論した。
(5)最北端の稚内市については、子育て活動に関する学校・関連組織・実践者の調査を行い、とくに市街地における活動のタイプ分けをして、モデル案を検討した。
4)主な研究成果とりまとめ
(1)3)(1)について『住民自治とコミュニティネットワーク』(北樹出版)を出版。
(2)日英韓比較研究については、前半の研究成果を『排除型社会から持続可能な社会へ』および『持続可能な社会への生涯学習』の2巻にとりまとめ、来年度前半に出版予定。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] イリッチ/フレイレの思想と環境教育論2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木敏正
    • 雑誌名

      環境教育 43

      ページ: 29-40

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 北海道教育推進計画の特徴と性格について2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木敏正・木村純
    • 雑誌名

      教育学の研究と実践 5

      ページ: 67-76

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 北海道における地域再生の取り組みと社会教育の課題2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木敏正
    • 雑誌名

      生涯学習計画研究年報 第11・12号

      ページ: 4-17

  • [学会発表] 日本農村の教育再生とコミュニティネットワーク2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木敏正
    • 学会等名
      日中韓共同シンポジウム「持続可能な発展のためのアジア教育福祉の展望と課題」
    • 発表場所
      韓国公州大学
    • 年月日
      2009-08-14
  • [図書] 住民自治へのコミュニティネットワーク2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木敏正・玉井康之・川前あゆみ
    • 総ページ数
      286
    • 出版者
      北樹出版

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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