研究課題
基盤研究(A)
X線・ガンマ線領域で、天体観測が最も遅れているMeVガンマ線を開拓すべく、ガンマ線が検出器中でコンプトン散乱した際の反跳電子の3次元飛跡を測定するという、新しい検出原理に基づいた、高感度広視野のコンプトン散乱型ガンマ線カメラを用いた気球実験を推進し、将来的には、衛星搭載による全天サーベイを目指す。本研究の第一の目的は、コンプトン反跳電子の3次元飛跡を測定する、新しい検出法による30cm角カメラを完成させ、気球に搭載し、天体からのサブMeV・MeVガンマ線を検出することである。第二の目的は、この観測の結果を基に、大陸間気球に搭載する銀河面サーベイ用および衛星に搭載する全天サーベイ用検出器の仕様や性能について検討することである。
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