研究課題
基盤研究(A)
東北日本沈み込み帯においてスロー地震観測のための海底測地・地震観測網を構築し、スロースリップの検出に先行した。スロースリップは、2008年と2011年の2回観測された。いずれのスロースリップも中規模ないしは大規模なプレート境界型地震に先行して観測された。特に2011年のスロースリップは、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の震源域内で3月9日の最大前震(M7.3)に先行して発生していた。これらの観測は、スロースリップがプレート境界型地震の発生過程における応力蓄積過程で重要な役割を果たすことを示唆するものである。
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