研究課題
基盤研究(A)
「かぐや」の重力データを高精度にするため、JAXA,国立天文台や海外局の電波望遠鏡を使った衛星観測により軌道決定を行い、月の高精度重力データを取得する。そのために国立天文台の既存の計算機システムを使い、VLBIデータの相関処理を行い、衛星の位置を決定する。さらに「かぐや」搭載レーザ高度計により詳細地形データを取得する。この両者を合わせることで、これまでよりも精度がβ高いブーゲ重力異常分布を求め、月地殻厚さマップを作成する。内部構造の解析から月の二分性の起源を制約することを目標とする。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件)
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ページ: L03201
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