研究課題
基盤研究(A)
近年π電子系化合物は分子エレクトロニクス素子や単一分子デバイスをはじめ、磁気的、光学的機能材料としても注目され、基礎および応用研究が精力的に展開されている。次世代を切り拓く革新的な電子・光・磁気機能を有する物質の創出を図るため、本研究では磁性内包フラーレンに着目し、その分子変換による構造および電子特性の制御を行う。さらに、得られた常磁性内包フラーレン誘導体の組織化を行い、革新的バルク機能を有する材料の創製を目的とする。適切な官能基を思い通りに付加させることができれば、金属内包フラーレンの材料科学への応用に対する重要な足掛かりになると考えられ、革新的機能を有する材料の創製に繋がる。以下の項目について研究を遂行する。(1)磁性金属内包フラーレンの大量合成(2)磁性金属内包フラーレンの化学修飾による機能化(3)磁性金属内包フラーレン誘導体の組織化(4)組織化磁性金属内包フラーレンの物性解明(5)組織化磁性金属内包フラーレンのデバイスへの応用
すべて 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (3件) 図書 (3件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件)
J.Am.Chem.Soc. 132
ページ: 17953-17960
ページ: 12106-12120
ページ: 9078-9086
ページ: 8048-8055
ページ: 5896-5905
http://www.tara.tsukuba.ac.jp/?akasakalab/