研究課題
基盤研究(A)
ポリジアセチレンは、固相重合によって高度に発達した主鎖共役系を形成できることから、高速移動度が期待される。本研究では、紫外線、熱、電子線等の様々な重合条件について検討を行い、モノマー薄膜のSEM観察時にジアセチレンモノマーが均一に重合する様子から、電子線照射による重合法の有用性を見出した。電子線照射では、均一にモノマーの重合が起き、FET特性も優れた性能を示し、最大ホール移動度が4cm^2/Vsに達する高い値が得られた。光重合法では重合度が不均一であるのに対して、電子線照射では均一に重合反応が進行することがわかり、今後の実用化展開が期待される。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (10件) 学会発表 (11件) 図書 (2件)
Solid State Comm. 151
ページ: 93-96
Jpn.J.Appl.Phys. 50
ページ: 050202
J.Appl.Phys.Exp. 4
ページ: 091601
Appl.Phys.Lett. 96
ページ: 053301
Adv.Funct.Mat. 20
ページ: 1610-1615
Chem.Lett. 39
ページ: 1300-1302
Appl.Phys.Lett. 95
ページ: 073303
Solid State Comm. 145
ページ: 114-117
J.Appl.Phys. 104
ページ: 033116
Appl.Phys. Express 1
ページ: 091801