研究課題
基盤研究(A)
燃料電池電極/電解質界面近傍における現象をより深く理解するため、酸素雰囲気中、加熱状態で、酸化物イオン伝導体両端の電極間に外部電圧を印加して界面の結晶構造や内部電位の変化を電子線ホログラフィー、および、電子エネルギー損失分光法でその場観察するための試料作製法と観察法を確立した。また、Pt/YSZ、Pt/GDC、および、Ni/GDC界面近傍における酸化還元反応のその場観察・計測では、真空中で加熱する還元雰囲気では、YSZ系とGDC系では内部電位の変化が異なった。また、YSZ系ではZrイオンの価数が、GDC系ではGdイオンの価数が変化、YイオンやCeイオンには変化がないこと、そして、Niの酸化は200℃以下で始まることを見出した。
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