研究概要 |
セルロースナノ繊維を複合材料の充てん繊維としてだけでなく,マトリックスとしても用い,高機能・高性能を併せ持っ環境調和型ナノ複合材料を創製することを目的とし,材料創製と発現機能についての検討を進めている。この目的のため,超臨界二酸化炭素にみin situ重合,in situ培養電界紡糸など最新テクノロジーを駆使することで,従来法とはパラダイムを全く異にする高分子系複合材料の製造手法を確立する。 (1)超臨界二酸化炭素を利用したセルロースナノ繊維の表面選択的熱可塑化と複合材料の創製 (2)セルロースナノ繊維存在下でのL-乳酸の功訂甜重合による環境調和型複合材料の創製 (3)セルロースマクロ繊維を存在下でのセルロースナノ繊維の in situ培養による全セルロース複合材料の創製 (4)機能性ナノ粒子存在下でのセルロースナノ繊維の in situ培養と複合材料化
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