研究課題
基盤研究(A)
本研究計画では、農業上必要な耐虫性植物育種の素材として種々の植物が傷口からだす白色の乳液やそれに類似した滲出液が含む耐虫性タンパク質・物質を特定しその耐虫性発現機構の解明を行う。特に乳液を持つ代表的な植物で種類も多いクワ科植物各種(イチジク属・クワ属)の乳液に含まれる耐虫性因子(2次代謝物質・タンパク質)の同定を目指す。中でもクワ乳液に関しては、乳液に含まれる新規耐虫性タンパク質MLX56に関してその耐虫性メカニズムの解明を目指す。さらに、他の植物の乳液や乳液に類似の滲出液(ウリ科植物篩管滲出液等)に関して耐虫活性の検定と耐虫性物質の同定を行う。
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Phytochemistry (Special Issue on Plant-Insect Interactions)
ページ: 10.1016/j.phytochem,21
Phytochemistry 70
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