研究課題
基盤研究(A)
本研究目的は、海洋性(超)好熱菌由来の触媒機能を用いた石油資源に依存しない再生可能な水素エネルギーおよび石油代替素材の生産・開発である。次世代エネルギー及び新素材の生産開発において、申請者は太陽光に依存せず膨大なバイオマスを有する深海熱水生態系を支える好熱菌のエネルギー及び物質循環系に着目した。そして、次世代エネルギーとして注目される水素の生産触媒として(超)好熱菌のヒドロゲナーゼ(H2ase)に着目し、光触媒を組み合わせて持続的水素生産系を構築する。また、新素材生産に関わる触媒として化学合成独立栄養微生物ならびに一酸化炭素デヒドロゲナーゼ(CODH)を用いて、CO2からの有用新バイオポリマーの生産系を構築する。これらの触媒を、太陽光エネルギーと共役させ、脱石油型エネルギーおよび素材資源の生産プラットフォームを創成することが本研究の最終的な目標である。
すべて 2010 2009
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