研究課題
基盤研究(A)
本研究では新たな切り口として「糖鎖サイクル」という糖鎖の一生を形作る生合成、機能発現を統合的に捉える概念を提案し、生活習慣病や神経変性疾患との関わりについて検討した。細胞外からの単糖流入を追跡する糖ヌクレオチド代謝動態追跡法、細胞内糖ヌクレオチドの一斉定量法、糖ヌクレオチドから各糖鎖への合成の流れを追跡する方法を確立することによりGlcNAcの細胞内動態を追跡した。グルコサミン転移酵素-IIIはα1-6フコース転移酵素欠損時に補完的な働くことを見出した。他、GnT-IXのエピジェネテックな遺伝子発現制御やゴルジ体での酵素活性調節など糖鎖の生合成が多段階で制御されていることを明らかにした。
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