訪問看護の質保証のための簡便で有効な支援システムの構築が必要という認識に基づき、本研究は、(1)我々がこれまで開発してきた「高齢者訪問看護質指標」の効果を測定し、有効性を確認すること、(2)インターネットのウェブサイトを用いた高齢者訪問看護の支援システムを確立すること、を目的として調査を実施する。質指標を用いた看護師による実践の自己評価と、学習を助けるためのウェブサイトによる情報提供を行うことを介入とする。領域別にプロセス評価・アウトカム評価の指標を決定し、看護記録レビュー及び家族への質問紙調査等により効果を測定する。
|